私たちは、心や身体にハンディキャップを持つ人と共に生き
誰もが自分らしく生きる社会を創りたいと心から願っています

理事長挨拶

「戦後、わが国では経済発展ばかりが優先され、一人ひとりの個性を重んじ尊重することを後回しにして来てしまいました。障がいを持つ人は「クライアント」といわれ、とりわけ重い障害を持つ人は施設に入所させ、単に生活させることが当たり前とされてきました。
現在は「利用者」といわれるようになったものの、障がいを持つ一人ひとりが尊重され、住みなれた地域において本当の意味で一人ひとりが生きがいを感じる生活が出来ているかという事には疑問を感じずにはいられません。
私たちは、「利用者」が真の意味で「市民」になるべく製造や創作を中心とした仕事と役割の提供（日中の活動）、地域に生きる「市民」として安心して生活できる居場所作り（グループホーム等の整備をふくむ）を設立当初の目的とし、常に一人ひとりのニーズを第一に考え、様々な事柄を創造していきたいと考えてきました。
心や身体にハンディキャップを持つ人と共に生き、誰もが自分らしく生きる社会を共に構築したいと心から願っています。私達の根底に流れる姿勢と心は、触れ合うすべての人と共に生きること『共生』であると考えています。」
今後とも、関係者各位の皆様には、これまで同様に温かい眼差しで見守っていただきたいと心から願っております。